初めての海外生活がシラチャとなった方。世界一便利な国である日本からいきなりタイへ移り住む不安もたくさんあることでしょう。歴史や文化も違うタイででは日本とは違う常識がたくさんあります。ここではタイの賃貸物件でのよくあるトラブルについてご紹介します。
お部屋の設備にまつわるトラブル
最初にタイの物件は日本の物件に比べると不具合が多いということがいえます。新築でも日本の物件のように完璧な状態とはいえないことが多く、次のようなトラブルが起こりやすい環境にあります。
エアコン
エアコンでは配管の汚れからくるトラブルが多くあります。特に多いのがエアコンからの水漏れ。大抵は配管の洗浄で解決しますが、その他の原因が認められた場合はメーカーによる修理が必要となるケースがあります。
台所
水回りのトラブルでは台所のシンクからの異臭や詰まりなどがあげられます。ホコリや食べ物のカスなどの詰まりが原因であったりします。対処はクリーニングとなります。
浴室
浴室は水が流れない、下水の臭いがするなどがあげられます。これも髪の毛やホコリの詰まりが原因であることが多く、同じくクリーニングによる対処となります。詰まり以外に原因がある場合は工事が必要になる場合もあります。
トイレ
トイレも異臭や詰まりが起こることがあります。公共のトイレの注意事項などでトイレットペーパーを流さないようにという表示を目にするかと思いますが、タイでは水圧の弱さや排水口の小ささから詰まりやすくなっています。自宅ではトイレットペーパーは流しても頻繁に詰まることはありませんが、一度にたくさんのトイレットペーパーを流さないようにしましょう。
盗難
海外生活で一番不安なことの一つに盗難があげられるでしょう。現在シラチャの物件では24時間セキュリティがしかれている物件がほとんどですが、常に物件内に目が行き届いているかというと管理体制的に難しい部分もあり、スタッフの交代や時間帯などで一定ではありません。日頃から貴重品管理や戸締まりなどを徹底するよう心がけることが必要です。
騒音問題
近隣の住人がうるさいなどは日本でも多くあるかと思いますが、特にタイでは生活習慣の違いから多少の騒音については自覚がないことがあります。いずれにしても他者との間の問題になるため、明確な解決策があるわけではないのが難しいところです。
害虫や鳥などによる被害
日本でも害虫はいますが、特に東南アジアは虫や鳥などが多くゴキブリやアリなどは簡単に部屋に入ってきますので、自身では食べ物の放置をしない、鳩が来たらすぐに追い払うなどのことを心がけ、ペストコントロールといわれる害虫駆除の対策をとっている管理体制の整った物件を選ぶことなどが重要となります。
インターネット
タイのインターネット事情は日本のように高速回線が一般的ではなく、未だにADSLが主流で、速さが不安定であったり接続ができないなどのトラブルが頻繁にあります。コンドミニアムにお住みになる場合は個人で通信会社と契約することになりますが、トラブルの際はルーターの再起動などの対処を行うことになります。
原状回復費用について
物件からの退去の際は原状回復することが義務付けられています。お部屋に汚れや破損があった場合は入居時に納めたデポジットから差し引かれます。このときに起こりやすいトラブルで、主にオーナーさんが部屋によって異なるコンドミニアムでは原状回復費用を多く見積もったりすることがあり、トラブルになることがあります。費用の交渉はオーナーさんと弊社とで行いますが、退去前はなるべく掃除をするなど元からあった破損部分などは入居時に明確にしておくなども大切です。
いかがでしょう。タイの物件は日本とは勝手が異なるので注意しておきたい点をご紹介いたしました。シラチャでの生活を快適なものにするため、ご入居の後も不明な点は弊社までお気軽にお問い合わせください。