バンコクより南東に100kmほど離れた港町のシラチャ。製造業における日系企業の進出によって発展したシラチャは、タイの地方都市でも在留邦人数が多く、シラチャ中心部はリトルジャパンともいえる日本人街を形成しており、日本人にとって住みやすい環境となっています。シラチャ赴任が決まったらお部屋探しの参考にシラチャがどのような町であるかご紹介していきたと思います。
シラチャの基本情報
名前の由来
シラチャ、またはシーラチャ、スィーラーチャーといわれる名前の由来は、サンスクリット語で吉祥なる王を意味するシュリーラージャ(Sri Raja)のタイ語訛りです。
シラチャの地理
チョンブリー県シラチャ郡は、タイランド湾の東部に位置しており、国道3号線が中心部を縦断しています。北はチョンブリー、南はパタヤと繋がっており、バンコクまで車でおよそ2時間、パタヤまでおよそ30分という位置です。
シラチャの在留邦人数
チョンブリー県在留邦人数は以前の5千人から現在8千人を超えるくらいになっており、そのほとんどはシラチャに集中しています。
シラチャ近郊の工業地帯
主なシラチャ近郊の工業地帯として、アマタシティー工業団地、イースタンシーボード工業団地、レムチャバン工業団地、サハ工業団地、ボーウィン工業団地などがあり、いずれも日系企業が多く入居しています。
シラチャの主要エリア
シラチャは日本人の居住区として3つのエリアに分けることが出来ます。それぞれのエリアで日本人向けのお店や施設などがあり、便利に暮らすことができます。
ロビンソンデパート周辺 市内中心エリア
タイのデパートでは有名なロビンソンデパート。シラチャでは市内中心地のランドマークとして親しまれています。元々シラチャはこのロビンソンデパートから栄えた歴史を持っており、そのためデパート周辺が日本人街となっています。日本食のお店も多く、生活する上で便利なエリアであるため、シラチャのお部屋探しでは常に人気です。
J-PARKエリア
J-Park日本村シラチャという日本をテーマにしたもモールのあるエリアで、シラチャの東部に位置しています。バンコクからパタヤなどを通るモーターウェイに近いため、職場が近郊の工業地帯である場合には住居の候補となるでしょう。モールには多くの日本食の飲食店が入居しており、大型店舗のマックスバリュもあるので便利です。
アサンプションエリア
アサンプション大学付属学校のあるアサンプション交差点付近のエリアです。イオン・シラチャショッピングセンターがあり、日本食レストランやマックスバリュの大型店舗も入居しています。ロビンソンデパートの中心部まで徒歩でも行くことができ、周辺にある物件も比較的築浅物件が多いといえます。
いかがでしょう。シラチャの基本的な情報をお伝えいたしました。バンコクのように大きな町ではありませんが、日本人に特化したサービスの多い親しみのある町です。